5月25日(木)に鉄鋼会館で
全国仮設安全事業協同組合の
第17回通常総会が行われました。
挨拶をされる全国仮設安全事業協同組合 小野辰雄理事長です。
『去年12月に建設職人基本法が作られました。
6月に閣議決定されますと、みなさんの手元に届くことになります。
先日、皆さんにお願いしたアンケートがあります。
今回のアンケートは皆さん一人ひとりの意見です。
これらを元に計画案が作られました。
今後ともこういった各個人の意見が尊重され、建築基本法に
反映されていくためにも、たくさんの意見を聞かせてほしいです。』
とお話されていました。
来賓挨拶をされる経済産業省S様です。
『これまで安心・安全対策に熱心に、ひたむきに、
取り組んでこられた皆様、こうした取り組みに関しまして、
心から敬意を表したいと思います。
昨年末には建設職人基本法が成立されました。
経済産業省といたしましても
各関係省庁・部署、そして関係事業者の皆様と連携しつつ、
標準化の推進をして参りたいと考えております。
引き続き、組合におかれましても
今度とも建設現場の安全向上及び
関係業界のご発展にご尽力を賜ればと思います。』
とお話されていました。
続いて来賓挨拶をされる
国土交通省のK様です。
『建設業は住宅を建てたり、あるいは維持管理をしたりと
地域・経済活動を支える、基幹産業であります。
災害等起こった時、真っ先に被災地に駆けつけるのは
建設職人の皆さんです。
地域の守り手でもあり、なくてはならない産業です。
一方で課題といたしましては担い手の確保です。
日本全体が少子高齢化であり、若い人の数が減っている中、
どれだけ若い方に業界に入っていただけるかが課題であります。
そのためには、処遇をしっかり改善していかなければならないと
考えております。』とお話されていました。
議案進行をされる近藤副理事長です。
議案審議は平成28年事業報告から役員選挙まで行われました。
今回は組合の発展に貢献のあった方に
特別功労者表彰も行われました。
通常総会終了後、休憩を挟み
全国仮設安全事業協同組合青年部の
第8回通常総会及び、
日本建設職人社会振興連盟の
第7回通常総会が行われました。
挨拶をされる日本建設職人社会振興連盟の國松会長です。
『建設職人基本法ですが、建設職人のための法律であり、
経営者・関係団体のための法律ではございません。
6月中旬までには、基本法の閣議決定が行われると
聞いております。
3月16日の基本法施行以来、深いご支援とご理解を賜りましたこと
国会議員の先生方、政府関係者、そして会員の皆様に
感謝申し上げます。』とお話されていました。
賛同団体として全国中小建築工事業団体連合のK専務、
日本建設機械レンタル協会のN専務が来場されていました。
司会進行をされる伊藤理事長です。
平成28年収支報告から平成29年事業見込みまで行われました。
青年部の皆様による、
希望の太陽「建設職人基本法」の決議の宣言とともに、
全国仮設安全事業協同組合
第17回通常総会は無事終了しました。
その後、別会場にて期成の集いが行われました。
開会宣言をされる
日本建設職人社会振興連盟 大仲孝明副会長です。
『今回は期成の集いです。
期成とは、ある事柄を実現することだと言います。
安心安全、我々に寄り添った基本計画を
何卒、よろしくお願い致します!』と熱く語っていました。
多くの国会議員の先生方がお越しになり、建設職人基本法への
熱意を語って下さいました。
会場には多くの方が来場し、熱気溢れる集いとなりました。
安心・安全、誇りを持って働ける業界を目指し、
みな一丸となっていくことの大切さを
改めて感じました。
これからの建設業界発展のために、力を尽くして参ります!