5月30日(月)に明治記念会館で

全国仮設安全事業協同組合の

第16回通常総会が行われました。

全国仮設安全事業協同組合(ACCESS)とは・・・

平成12年7月3日、中小企業等協同組合法により

通商産業大臣(当時)及び建設大臣(当時)の

設立認可を受けた団体で、

仮設業に係る各種団体と連携し、仮設に起因する労働災害の

撲滅を目指すとともに、組合員の相互扶助の精神に基づき、

共同して事業を行い、公正な経済活動の機会を確保し、かつ、

その経済的地位の向上を図ることを目的としています。

「『組合案内 アクセス(本組合)についてのご案内 組合概要』

http://www.kasetsuanzen.or.jp/coop/about.html

平成28年6月6日アクセス」

挨拶をされる小野理事長です。

「年間約400人以上の方が

建設現場の労働災害で

亡くなっています。

こんなことが毎年続いていいのでしょうか。

これは事故ではありません。

人災に匹敵するものだと思います。

なぜなら日本と同じ先進国である、

イギリスやドイツの労働災害死亡者数は、

人口比により比較した場合、

日本の5分の1だからです。

出来ることをやればそれだけ

労働災害を激減することが出来ます。

一日も早く建設職人基本法が

制定されるよう、

我々も努力してまいりましょう。」

と力強く語られていました。

今回の総会では、

経済産業省のY様、国土交通省のK様が

来場されていました。

K様は、

「安全で安心な職場というものは、

担い手確保対策としても非常に重要なことだと思います。

引き続き関係各位協力しながら

労働災害のない建設産業に向けて、

一生懸命取り組んでまいります。」

と話されていました。

総会では27年度の活動報告、収支予算報告、

並びに28年度の活動計画案、

収支予算案の承認、

役員選出などが行われました。

 

特別功労者表彰では、

足場安全点検の発展に功績がありました、

7名が表彰されました。

表彰された皆様、おめでとうございます!

休憩をはさんだ後、

全国仮設安全事業協同組合青年部の

第7回通常総会及び、

日本建設職人社会振興連盟の

第6回通常総会が行われました。

青年部の皆様による、

希望の太陽「建設職人基本法」

早期制定お願いの決議の宣言とともに、

全国仮設安全事業協同組合

第16回通常総会は無事終了しました。

総会終了後は建設職人の安全と地位向上を目指す

決起の集いが行われました。

まずは東北支部長の伊藤理事に指揮のもと、

「三百六十五歩のマーチ」を斉唱しました。

続いて、衆議院議員の高鳥先生による

国歌独唱です。

今回は日本建設職人社会振興議員連盟に

所属する、多くの国会議員の先生が

お越しになりました。

衆議院議員の井上先生は、

「若い職人の皆さんが、安全な職場の中で

希望と夢と誇りをもって仕事ができる環境を

創るのが国会議員の仕事だと思います。

建設職人基本法を秋の臨時国会で

必ず実現します!」

と熱く宣言されていました。

前年度より大きな会場で開催されましたが、

大きな会場に人が入りきらないほど、

たくさんの方が参加していました。

安心・安全な職場を創ることで、

墜落災害ゼロを目指して

今年度も励んでまいりましょう!